平成から令和へ
時代の節目として今日は少し真面目なことを書きたいと思います。
これを見てる方はご存じないでしょうけど、今から24年前にWindows95が日本に登場した頃、私の業界ではインター
ネットをしていると「お前パソコンやってんの?すげーな、でもオタ
クじゃん」とからかわれる時代でして、パソコンが出来る塗装職人な
んて事実上皆無でした。
そして私が寝る間を惜しんでホームページ第一号を作ったのが12年前です。
それから数年後に塗装業界にビジネスモデルを見いだした業者が増えてきて、今ではネットで「塗装」と検索するとおびただしい数の広告が出てくるようになりました。
「安い業者紹介します」
「一括見積もり」
「比較して安い業者を見つけましょう」
この様なキーワードで表示される広告がそれに該当します。
ネットというグラウンドは住宅塗装を考えている方にとってあまりにも広くて情報が多すぎる場所になってしまったのです。
例えば外壁塗装と検索すると「悪徳な塗装業者に騙されない方法」などの広告が頻繁に表示されますが、実はいま聞くほど極悪な業者は居ないことをご存知ですか?
少し考えれば分かるのですが、ネットが中心の情報社会において極悪な業者は生き残れない時代になりつつあるのです。
(低質業者は今もおりますよ)
そしてこのように不安を煽って自サイトに導いていく手法のことをFUDマーケティングと呼ぶことをご存知ですか?
そんなこと知りませんよね、外壁塗装についての情報を調べている方に売り手側の情報は表示されませんからね。
こういう部分にネット情報を信じることの危うさがあるのです。
どうすればいいのか。
経営陣に会えない塗装業者を選択肢から外すだけで失敗のリスクを下げることが出来ますので、まずはそこの区別から始められたら良いと思います。
※外壁塗装の分野において会社が県外とか社長の顔が分からないなんて論外です。
さて、そんなこんなで社会が物凄い勢いで変化している本日、2019年4月1日の午前11時40分に菅官房長官から天皇陛下の退位と共に元号が平成から令和に変わることが告げられました。
昭和にこの業界に足を踏み入れ平成に全てを失い、必死の思いでここまで這い上がってきたおバカな私としては非常に身の引き締まるものがあり、身震いすら感じました。
2019年5月1日から令和元年となりますが、時代の流れに乗り遅れるこ
とが無いよう一層努力し、多くの方を笑顔にすることをこの場で誓い、後に読み返すため、この場にこれを書き残したいと思います