外壁塗装の工程はコロコロ変わるって本当?
それを日程に書き記した工程表というものがあるのですが、実は塗装工事の場合はこの工程表とはまったく違う順番で進むことがあるのです。
どうしてそのようなことになるのかと申しますと、例えばキッチンやお風呂のリフォーム工事の場合は最初にキッチンやお風呂を解体してその後設備や電気工事があって、
その後キッチンやお風呂を据えてそれからクロス工事などの仕上げ工事をして終わるのですが、この順番が変わることはありません。
しかし塗装工事の場合は塗料の乾燥時間や天候による変更が生じるのでこれが影響して工程が変わってしまうのです。
このことを掘り下げて申しますと、例えば今日の朝からお昼まで屋根の下塗りをしたとします。
そして次に上塗りをするのですが、このとき下塗りが乾いてない場合は上塗りをすることができません。
なのでそういう時は屋根に塗った下塗りが乾くまでボーッと待つわけにもいかないのため、窓のビニール養生をしてみたりその他の作業をしてを下塗りが乾くのを待つことになるのです。
その他にも屋根の下塗りをしたあとに壁の塗装をしながら時々屋根の状況を見ながら作業をして、屋根が乾いたら屋根に上って塗り始めたりするといった上手なやり方をする職人も居ます。
これは作業効率を上げるための工法なのですが、お客様からすると屋根をちょっと塗ったと思ったら今度は壁を塗り始めて、しばらくするとまた屋根に上がったりしているように見えるので意味が分からずに心配になるかもしれません。
しかしこのやり方はまったく間違っていない工法になるのです。
このことから工程表を提出し定期がないとして工程表を出さない業者もよくあります
当社でもおおむねの工事期間はお知らせしますが上記のような観点からあえて工程表をお渡しせずに毎日の作業の終わりに直接お客様にお伝えすることもございます。
「今日は屋根の下塗りをして壁の中塗りをしました」といった具合に。お客様に直接進捗を話したりすようにしています
ですのでこれから自宅の外壁塗装をしようと思われている方は業者からいただいた工程表通りに作業が進んでいなないと感じてもほとんどの場合は不安にならなくても大丈夫です。
どうしても不安な場合は職人に工事の進み具合を聞いてもいいかもしれません。
今日は工事の工程が今日は塗装工事の工程は変わることがよくあるということについてのお話でした 。