職人としてのこだわり
外壁塗装や屋根塗装には“始まってから分かる問題”生じてくるケースが稀にあります。
例えばカラーベスト屋根の塗装の場合、一般的に塗装ができないとされているノンアスベスト製屋根材の中でも塗装が可能なものがあるのです。
ただし、このことは現場で経験を住んでいる職人しかわかりません。
だから、営業マンはこのように言います。
「この世代のカラーベスト屋根はすべて塗装できません」
塗装可能なのに、それを知るすべがないから「できない」と言うしかないのです。
たとえばこちらの画像。
かつてケイミューから販売されていた比較的割れやすい素材の屋根材、【グリシェイドスペリアル】の塗装後の接写です。
素人が見ても感じることができるほど肉厚な塗膜になっていることがわかりますね。
お客様とご相談の結果、葺き替えは次回にするとして、今回は洗浄→防水性微弾性特殊ポリマー塗装→遮熱下塗り→特殊チタンフッ素上塗り2回で非常に割れにくいように仕上げました。
まず、なんといっても塗装と葺き替えでは施工価格が倍以上変わってきます。
例えばその時にお子様の大学進学や、上京が重なったら?
とても厳しいですよね。
だから私は高額で一辺倒な提案をするのではなく、職人として可能な限り責任を持てる施工方法をご提案しています。
いったいどうするのがお客様にとって最適なのか。
私たち職人は、常にお客様にとって最善の提案をし続ける“一流業者”を目指したいと思います。