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広島における2023~2024のスーパーエルニーニョと外壁塗装

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2023年から2024年にかけて、スーパーエルニーニョ現象が起こる予想がでています。
この現象により、広島の住宅塗装業界にはどのような影響があるのか考えてみました。

1. 気温と塗装品質

スーパーエルニーニョは気温の急激な変動をもたらすことがあります。
冬の気温が比較的高くなる可能性があるため、通常の冬とは異なった塗装方法をとることになりそうです。
しかしここでいう「通常の冬とは異なる塗装方法」というのはポジティブな考え方になります。
気温が高く雪が降りにくければ冬季の塗装でもスムーズに進む可能性が高まるということです。
一般的に冬は寒くなりますし、極低温での塗装は乾燥時間が遅くなるため工事期間が1~2日ほど長くなる可能性があるのですが、寒気の影響をあまり受けなければ12月並みの作業ペースで塗装工事を進めることが出来るようになります。

2. 降水量の増加

エルニーニョが影響を及ぼす地域では、降水量の増加が予想されることがあります。
広島市は比較的大雨に見舞われることが少ない地域ですが、雨がたくさん降ると塗料の乾燥に影響を与え、作業の遅延を招く可能性があります。
気温が高く降雨量が少なければこれらの影響を受けることはないでしょう。

3. 耐候性と選定の重要性

スーパーエルニーニョの影響を最小限に抑えるために、適切な塗料の選定と適切な工法を取ることが不可欠です。
弊社でお勧めしている塗料は非常に密着性と結合性が高く、耐候性も汎用の塗料より長く期待できる塗料なので冬季の施工でも問題なく実行できると思います。

4. スケジュールの調整

この冬のスーパーエルニーニョの影響を考慮に入れて、塗装計画を立てると良いでしょう。
天候を予測しながら作業日数を増やして、必要な場合は乾燥養生期間などを設けておくと良いでしょう。
例えば屋根外壁の塗り替えでしたら3週間のゆとりを持たせておく。などが正しいプラン作りになります。


総括すると、実際に今年の冬からスーパーエルニーニョが起きた場合は、広島の住宅塗装の場合雪ではなく雨のほうに気を遣うようになるいうことです。
雨が降らなければ割と塗装工事中でも過ごしやすい日々を送っていただけるでしょう。

昨年のクリスマスはクリスマス豪雪に翻弄されましたが、今年の冬は逆になるかもしれませんね。


■この記事を書いた人


川岡 寛之

広島市佐伯区在住。塗装職人歴35年のベテラン。

18歳の時に職人の魅力に惹かれて塗装業界に弟子入り。 1993年に独立、のちに法人化し現在に至る。
数々の現場を経て、現在は身に着けた経験と知識を生かし自らYouTube動画を配信。
活動地域は広島市だが、全国の塗装職人仲間と交流しながら、地域の塗り替えアドバイザーとしても活動中。
ビジョンは100年続く企業になること。
ミッションは地域の方に愛される施工品質地域ナンバーワンの頼れる企業になること。

趣味は釣り、毎日の食事、地元のスーパー巡り、家庭菜園などなど。

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