【動画で解説】高圧洗浄ノズルの使い分け|トルネードと平ノズル、現場での違いとは?

トルネードノズルと平ノズルの違い|外壁・屋根を傷めない高圧洗浄の選び方
外壁塗装の前に欠かせない高圧洗浄。その中でも「トルネードノズル」や「平ノズル」の使い分けは、仕上がりや建物の寿命に大きく関わってきます。
実は、「ノズルの選び方ひとつ」で洗浄の効果も、仕上がりも、そして建物へのダメージも大きく変わります。
今回は、現場で実際に使っている動画(※ページ下部に掲載)をもとに、「トルネードノズル」と「平ノズル」の違いについて、プロの視点からわかりやすく解説します。
この記事を読むだけで完結せず、必ず動画で実際の洗浄シーンをご覧ください。
洗浄力や水の動きは、文章だけでは伝えきれません!
トルネードノズルとは?
トルネードノズル(別名:ターボノズル、回転ノズル)は、一点集中で噴射しながら、ノズル内で水流が回転する構造を持つ特殊ノズルです。
- 広範囲を均一に洗える
- 水圧を落とさず、汚れを強力に除去できる
トルネードノズルのメリット5選
- 広い面積を一気に洗える:手早く、ムラなく作業可能
- 高い洗浄力:コケやチョーキングも強力に除去
- 時短効果:作業時間を短縮し、人件費・足場費用の圧縮にも貢献
- 手元で圧がブレにくい:作業負荷が安定する
- 平ノズルと比較して角度調整がしやすい
注意点とデメリット4つ
- 素地を傷める可能性:高圧で回転するため、脆い下地には不向き
- ノズル内部の劣化・詰まり:回転機構が故障すると性能が低下
- 高圧による破損リスク:目地の劣化部などを傷める恐れ
- 機種による適合制限:圧力や接続径が合わない場合もある
平ノズルとの違い
平ノズルとの違い(比較一覧)
トルネードノズル:広い
平ノズル:狭いが精密
トルネードノズル:強い(範囲広)
平ノズル:一点集中で強い
トルネードノズル:屋根・壁全体
平ノズル:隅やサッシまわり
トルネードノズル:高い
平ノズル:やや時間がかかる
どんな人におすすめ?
- 広い外壁・屋根を効率よく洗いたい方
- プロの施工業者、またはDIY中級者以上
- スピードと品質を両立させたい現場
現場で実際に使用した動画はこちら
実際の噴射音、洗浄範囲、ノズルの動き方など、テキストだけでは伝えきれない“リアル”を動画で確認いただけます。
よくある質問(FAQ)
Q. トルネードノズルはどんな外壁にも使えますか?
A. 強度のあるモルタル・ALCなどには有効ですが、劣化やヒビのある部分には注意が必要です。
Q. 高圧洗浄機の機種によって使えるノズルは違いますか?
A. はい。圧力や接続径が異なるため、事前の確認が必要です。
Q. 平ノズルとトルネードノズルを使い分けることはありますか?
A. 現場ではよくあります。広い面はトルネード、細部は平ノズルと使い分けています。
まとめ
- トルネードノズルは高圧洗浄の効率化に最適
- ただし下地や素材に応じた使い分けが重要
- 用途に合わせて正しく選定することが長持ちのコツ
著者について
この記事は、外壁塗装専門店「リプルクリエイト」代表・大平雅之が監修しています。広島市佐伯区・廿日市市を中心に、30年以上、延べ1,500棟以上の住宅に携わってきました。現場経験を元に、実用性ある情報発信を心がけています。
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